お料理教室でご一緒させていただいている素敵なチェンバロ奏者さんの宮津で開催されるコンサートに、今年もお友達とプチ旅行に行ってきました。
チェンバロ:井幡 万友美さん
イタリアワイン:石井 龍さん(イタリアワインバー Viola)
ディナー(イタリア料理):森 博史さん+シェフたち(京都ネーゼ)
場所は京都府北部・丹後半島の海抜500~600mの世屋高原にある、小学校跡の文化・学習施設。日本海や若狭湾を眼下に雄大な景観が望めます。
イタリアワインのグラスを傾けながらチェンバロの音色に耳を澄ませ、地元の食材を使ったイタリア料理をいただきました♪♪♪
◆ウェルカムドリンク
Nerojbleo 2008 Azienda Agricola Gulfi
ホットワインをご用意してくださっていました。シナモンやクローブの香りに蜂蜜でほんのり甘く、とても美味しいです♪
ソムリエパフォーマンス 「シャンパンサーベル」
最も華々しくシャンパンをあけるには、「サブレ」と呼ばれる方法があります。コルクを抜いてシャンパンをあけるのではなく、サーベルでコルクごとボトルの口を切り落してしまう、というものです。ガラスがはまったままのコルクが飛び、切り落とされた口からはシャンパンが溢れだします!
中世フランスの海軍の出航出初め式で行われていた儀式で、船長のサーベルでシャンパンの首の部分を切り落とし、航海の無事と戦いの勝利を願って祈ったことが起源とされているのだそうです。結婚を新しい船出と見たて、ソムリエもしくは新郎が空けたシャンパンで乾杯することもありますよね。
今回は、正確には、イタリアワインなのでシャンパンではなくスプマンテです。
石井さん、やっぱり素敵です☆
♪J.デュフリ:ヴィクトワール
♪J.Ph.ラモー:ガヴォットと6つの変奏
♪J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
1.アルマンド Allemande
2.クーラント Courante
3.サラバンド Sarabande
4.ガヴォット Gavotte
5.ブーレ Bourrée
6.ルール Loure
7.ジーグ Gigue
演奏家、シェフ、ソムリエ、異業種の素敵なコラボ☆
今回のテーマは「移りゆく時間」
音楽、ワイン、お料理で移りゆく時間を表現されたのだそうです。
◆BRUNELLO DI MONTALCINO
イタリアの高貴なワインとしてその名を知られるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
今回いただいたこのワインは、そのなかの1本というだけではなく、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのワインの中でも、その存在を世界に知られた特別な1本なのだそうです。
それは、なんとブドウ畑におけるブドウの育成段階から熟成過程までモーツアルトの音楽を聞いて育ち、造り上げられた単なるオーガニック栽培から更に進化したとも言える"スーパーオーガニックワイン" だからです。
♪W.A.モーツァルト:きらきら星変奏曲
チェンバロ、外見はピアノに似ていますが、発音の仕組みがピアノと異なり、鍵盤を用いて弦をプレクトラム(ツメ)で弾いて発音させる楽器で、撥弦楽器、または鍵盤楽器の一種に分類されるのだそうです。また木製であるところから湿度に弱く、調律が安定しにくいのだそうです。今回も何度か調律されていました。
チェンバロはピアノと違ってタッチによっての強弱はあまり変えられないのだそうですがレバーを押す等、操作する事によって音色が変化するのだそうです。
チェンバロの鍵盤の色、ピアノと逆なのです。黒が白で、白が黒。この配色は、18世紀フランスで一般化したようです。このため、この配色を「フレンチ」とか「フランス式」と呼ぶこともあるのだそうです。当時フランスではルイ14世の宮廷を中心にチェンバロ(クラヴサン)が好まれ、王侯貴族の女性も演奏したようです。このため「女性の手が白く見えるようにナチュラル・キーを黒くした」という説もあるのだそうです。
♪J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニアより
♪C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルクソナタ第1番 イ短調 Wq.49
1.Moderato
2.Andante
3.Allegro assai
★ディナー★
◆Oltrepò Pavese Metodo Classico Rose Cruase N.V. (Lombardia)
ピノ・ネロ主体、瓶内2次発酵にて造られる辛口スプマンテ
*パルマ産生ハムと佐渡の黒いちじく
*季節野菜のバーニャカウダ
*和牛のミートソースパスタ
*芽葱とアサリのだし汁のパスタ
*フランス産鴨肉のロースト スモークの香
*京都大原産卵のクレームブリュレ
*京都美山産黒豆豆乳のパンナコッタ
ウェルカムドリンクのホットワイン、チェンバロ演奏を聴きながら赤ワイン1杯、スプマンテ1杯、ディナーをいただきながらそれぞれのお料理に合う白1杯、赤2杯、計7杯もいただいてしまいました。ほんとはまだまだ種類があったのでもっといただきたかったのですが、顔も体も真っ赤で・・・w
昨日のワインレッスンで教わった、ロンバルディア、トスカーナのワインがいただけたのも、嬉しい偶然でした♪
今回も「美しい自然と、美しい音楽、美味しいワインと食事、素敵な人たちとの出会い」でした☆ありがとうございました!!!